写真:Hawaiʻi Volcanoes National Park (DSC08881) — Trougnouf (Benoit Brummer)(CC BY 4.0) via Wikimedia Commons
ハワイ火山国立公園
アメリカ合衆国
太平洋の真ん中、ハワイ島にある国立公園。世界でもっとも活発な火山のひとつとされるキラウエア火山と、体積では世界最大級の火山とされるマウナ・ロア火山を中心とする。この2つは、粘り気の少ない溶岩が流れ広がってできた、なだらかな斜面をもつ『楯状火山』で、溶岩が海に流れ込んで新しい陸地をつくる様子が見られる。キラウエアは2018年にも大規模な噴火を起こし、山頂部が大きく陥没した。 ハワイの島々は、『ホットスポット』と呼ばれる、地球の深部からマグマが湧き上がる場所の上を、太平洋プレートがゆっくり北西へ動いていくことで、次々と生まれた。そのため、北西にある島ほど古く、いま活動しているハワイ島がもっとも若い。火山ができ、やがて浸食されて小さくなっていく、島の一生が、列島全体に並んで見えるのだ。陸から遠く離れた海洋島であるため、ハワイガン(ネネ)や、ハワイミツスイ類など、独自に進化した固有種が多いことも特徴だ。地元ハワイの神話では、火山の女神ペレがキラウエアに住むと伝えられ、人々にとっても大切な聖地となっている。
📝 検定ポイント(これだけは覚える)
- 登録年は1987年、所在地はアメリカ合衆国ハワイ島
- キラウエア(世界有数の活発な火山)とマウナ・ロア(体積で世界最大級)の楯状火山
- ホットスポットと太平洋プレートの動きが島を生む、ハワイガンなどの固有種が生息
雑学メモ
- キラウエア火山は世界でもっとも活発な火山のひとつで、2018年には山頂部が大きく陥没する大規模な噴火があった。
- ハワイの島々は、ホットスポットの上を太平洋プレートが動くことで次々に生まれた。北西の島ほど古く、ハワイ島がもっとも若い。
- ハワイの神話では、火山の女神ペレがキラウエアに住むとされ、火山は聖地でもある。