写真:Yosemite Valley Panorama with El Capitan and Half Dome — Sergei Mutovkin(CC BY 2.0) via Wikimedia Commons
ヨセミテ国立公園
アメリカ合衆国
アメリカ西部、カリフォルニア州のシエラネバダ山脈にある国立公園。氷河の働きによって削られた、深いU字型の谷『ヨセミテ渓谷』が中心で、谷の両側には花崗岩の巨大な岩壁が垂直にそびえている。エル・キャピタンは高さ約900メートルの一枚岩の壁で、世界中のクライマーが挑む場所として知られ、ハーフ・ドームは、半分に割ったような形の岩峰だ。花崗岩は、もともと地下深くでマグマがゆっくり冷えて固まったもので、それが隆起して地表に現れ、さらに氷河に削られて、現在の景観になった。 公園内には、3段合計の落差が約740メートルにおよぶ、北米最大級のヨセミテ滝もあり、雪どけの季節には水量が増して迫力を増す。また、巨大な木として知られるジャイアントセコイアの森も見られる。ヨセミテは、アメリカで自然保護の考え方が広まる上でも重要な場所だった。1864年には渓谷一帯が保護され、1890年に国立公園となった。第2話で見たグランドキャニオンが川の侵食でできたV字型の峡谷だったのに対して、ヨセミテは氷河によるU字型の谷だ。
📝 検定ポイント(これだけは覚える)
- 登録年は1984年、所在地はアメリカ・カリフォルニア州のシエラネバダ山脈
- 氷河が削ったU字谷(ヨセミテ渓谷)、花崗岩の岩壁エル・キャピタンとハーフ・ドーム
- 北米最大級のヨセミテ滝、ジャイアントセコイアの森、1890年に国立公園に指定
雑学メモ
- ヨセミテ渓谷は、氷河の侵食によってできた深いU字谷で、両側に花崗岩の巨大な岩壁がそびえる。
- エル・キャピタンは高さ約900メートルの花崗岩の一枚岩で、世界的なロッククライミングの名所として知られる。
- ヨセミテは1864年に保護され、1890年に国立公園となった、アメリカの自然保護の歴史でも重要な場所。