写真:Standing Moai at Ahu Tongariki, Easter Island, Pacific Ocean — Bjørn Christian Tørrissen(CC BY-SA 3.0) via Wikimedia Commons
南太平洋にぽつんと浮かぶ、チリ領のイースター島にある国立公園。チリ本土から約3500キロメートル離れ、最も近い有人島からも約2000キロメートルという、世界でも有数の孤立した島だ。現地の言葉では『ラパ・ヌイ』と呼ばれ、『イースター島』という名は、1722年のイースター(復活祭)の日に、オランダの探検家がこの島に到達したことに由来する。
島の象徴が、モアイと呼ばれる石像だ。島には900体ほどのモアイがあるとされ、ラノ・ララクの火山の斜面にある石切り場から切り出され、10世紀から16世紀ごろにかけて造られたとされる。高さは数メートルのものが多く、最大級のものは約10メートルにおよぶ。海に背を向けて島の内側を向いて立つものが多く、祖先の霊を表すものと考えられている。島には、ポリネシアの人々が海を渡って移り住んだとされる。時期には諸説があり、12世紀ごろとする説が有力だが、西暦300年ごろとする見方もある。島には、いまだ解読されていない文字『ロンゴロンゴ』も伝わる。モアイを作り、運ぶために森林が失われたとする説など、島の歴史には諸説があり、研究が続けられている。
📝 検定ポイント(これだけは覚える)
- 登録年は1995年、所在地は南太平洋のチリ領イースター島(現地名ラパ・ヌイ)
- 石像モアイ(約900体、ラノ・ララクの石切り場で切り出された)、海を背に立つものが多い
- ポリネシアの人々が移り住んだとされる島、未解読の文字ロンゴロンゴ
雑学メモ
- 『イースター島』の名は、1722年のイースター(復活祭)の日に、オランダの探検家が到達したことに由来する。現地の呼び名は『ラパ・ヌイ』。
- モアイは島に900体ほどあるとされ、ラノ・ララクの石切り場から切り出された。海に背を向け、島の内側を向いて立つものが多い。
- 島には、いまだ解読されていない『ロンゴロンゴ』と呼ばれる文字が伝わっている。
🌍 Google Earthで場所を見る写真:Líneas de Nazca, Nazca, Perú, 2015-07-29, DD 52 — Diego Delso(CC BY-SA 4.0) via Wikimedia Commons
ペルー南部、太平洋岸に近い乾燥した砂漠の大地に描かれた、巨大な図形の群れ。ハチドリ、サル、クモ、コンドルなどの動物や植物をかたどった絵のほか、何キロも続く直線や、三角形などの幾何学的な図形が数多く描かれている。大きなものは、数十メートルから、数百メートルにおよぶ。1994年に『ナスカとフマナ平原の地上絵』として登録され、2019年に、パルパの地上絵も加えて、範囲が拡大された。
地上絵は、地表を覆う黒っぽい小石を取り除き、下にある明るい色の地面を露出させて描かれている。雨がほとんど降らず、風も弱い、乾燥した気候のおかげで、2000年ほど前に描かれたとされる図形が、今も残っている。描かれたのは紀元前500年ごろから紀元後500年ごろにかけてとされ、ナスカ文化の人々によるものと考えられている。地上からは全体像がつかみにくく、空から見て初めて形がはっきり分かる。何のために描かれたのかは、雨乞いの儀式、天体の観測、聖なる道など、諸説があり、確定していない。ドイツ出身の数学者マリア・ライヒは、長年この地に住んで地上絵を研究し、その保護に力を尽くしたことで知られる。
📝 検定ポイント(これだけは覚える)
- 登録年は1994年(2019年にパルパの地上絵を加えて拡大)、所在地はペルー南部の砂漠
- ハチドリ・サル・クモなどの動物の絵と、直線や幾何学図形、ナスカ文化の人々が描いたとされる
- 黒い小石を取り除いて描かれた、目的は諸説ある、マリア・ライヒが研究・保護に尽力
雑学メモ
- 地上絵は、地表の黒っぽい小石を取り除いて、下の明るい色の地面を出すことで描かれている。
- 描かれたのは紀元前500年ごろから紀元後500年ごろにかけてとされ、ナスカ文化の人々によるものと考えられている。目的は、雨乞い・天体観測・聖なる道など諸説がある。
- ドイツ出身の数学者マリア・ライヒは、長年この地で地上絵を研究し、保護に力を尽くした。
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