写真:Horyuji Temple — Reggaeman(CC BY-SA 3.0) via Wikimedia Commons
法隆寺地域の仏教建造物
日本(奈良県)
6世紀に大陸から仏教が伝わったのち、聖徳太子ゆかりの寺院として607年に創建されたと伝わるのが法隆寺だ。現存する五重塔・金堂などは、火災による再建を経てもなお、世界最古の木造建築群として知られている。同じ時期の大陸(隋・唐)の建築様式の影響を強く受けており、東アジアにおける仏教建築の広がりを示す貴重な証拠にもなっている。 法隆寺が象徴するのは、単なる一つの寺院の歴史ではなく、「仏教を国家の柱として取り入れていく」飛鳥時代の国づくりそのものだ。冠位十二階や十七条の憲法など、天皇を中心とした中央集権国家の仕組みが整えられていく過程と、仏教建築の広がりは同じ時代の出来事として重なっている。
📝 検定ポイント(これだけは覚える)
- 1993年、姫路城と同時に日本初の世界遺産に登録(自然遺産の屋久島・白神山地も同年登録)
- 現存する世界最古の木造建築群
- 所在地は奈良県、聖徳太子ゆかりの寺院とされる
雑学メモ
- 五重塔をはじめとする法隆寺の建築群は、現存する世界最古の木造建築とされる。木造でこれほど長く残っていること自体が驚異的。
- 1993年、法隆寺は姫路城と共に日本で初めて世界遺産に登録された(自然遺産の屋久島・白神山地も同時登録)。
- 現在の法隆寺西院伽藍は、670年の落雷による焼失後に再建されたとする説が有力で、创建当初のものがそのまま残っているわけではない。